神様は、どこにいる?
今、借り住まいしているおうちは
初めてバリに来たときから
お付き合いのある
バリニーズのマデさんのおうちです。
マデさんは、
もう~全身で楽しいこと、
好きなことを望み
上手に受けとります。
もしも、私が神様だったら。。。
こんなに可愛く、素直に欲しいって言って
喜んで受け取ってくれたら
更に、これは?こんなのは?って
あげたくなっちゃうだろうな~って
奥さんも、こどもたちも
マデさんを可愛いと見守りながらも
とても、尊敬しています。
つまらない威厳や距離感はなく
同じ目線でありながらも
敬われている。。。
そして、おうちに一人お手伝いさんの女の子がいます。
必ず必要かといえば、そうでないと思います。
どちらかといえば、バリ島の分かち合いの精神の
意味合いが大きいかと。。。。
彼女は、家庭環境が複雑で
まだ学生の年頃ですが
働きに出なければならず
このおうちに数年前にやって来ました。。。。
彼女は屈託なく、娘ほどの年頃ですが
慈愛に満ちていて
こどもたちとも兄弟のようで
以前より、おうちの中が更に明るくなりました。
数日前に彼女と話をしていたら。
「バリのお盆がもうすぐだから
マデさんが田舎まで送ってくれるの。。。」
じゃあ、こっちで何か買ったりしてくの?って聞いたら
「自分では、買わないけど
マデさんが沢山いつもお土産持たせてくれるんだ~」
そうなんだ~。きっと、娘のように思ってるんだねって言ったら
嬉しそうに頷いてました。
私は、マデさんの日々の人柄が大好きだけれど
スタッフに対しての、その話を聞いて本当に嬉しかった。
状況は違っても、日本でも、バリ(というかインドネシア)でも
雇う側が大きな勘違いしている事を
沢山感じたり、見てきたので。。。
以前、日本で1ヶ月だけ知り合いの会社で
バイトしたときのこと。
家族経営の社長さんは、挨拶しても声も発しず
ほぼ誰とも口をききません。
でも、朝一番に来ては、神棚に向かい
それは、それは、一生懸命、手を合わせます。
その場面を、ふと見たときに
神様はそこじゃなくて、
背を向けてる人たちの中に
いるんじゃないかな?って感じたことがありました。
自分一人では、やりきれないことを
実現したり、手助けしてくれたりする
周りの人々にどう接し、どう感じるか?
考え方や、感じ方は、千差万別だけれど、
そこの本質を感じたら、幸せな世界だな~と。